
「『リベルタド』のフィーリングやエネルギーは自由を求める永遠の闘いといったもの。個人の自由と社会的な自由だ」。
ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのフロントマン、スコット・ウェイランドは、RCAから7月3日に発売予定の新しいアルバム『リベルタド(Libertad)』について語った。先行リリースのシングルは「She Builds Quick Machines」。
ウェイランドは続けた。「『リベルタド』にはソウルがある。音楽の面と歌詞の面で表現したいことが今回ははっきりしていた。最初、曲作りの段階では非常に個人的だったものが、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーという五頭の野獣がいっしょになって音を固めるうちにもっと普遍的な真実性を帯びるようになった」。
メンバー構成は、スコット・ウェイランド(ボーカル)、スラッシュ(ギター)、デイヴ・クシュナー(ギター)、ダフ・マッケイガン(ベース)、マット・ソーラム(ドラム)。各人がすでにロック史に名を残していて、ウェイランドは元Stone Temple Pilots、スラッシュとマッケイガン、ソーラムはGuns N' Rosesの中心メンバー、クシュナーは元Wasted Youthで、マッケイガンのバンドLOADEDにもいた。
「曲はそれぞれグルーブを求めてひとり歩きを始めた。アルバムの完成が近づくと自由というテーマに貫かれていることに気づいた。うまくできたもので、ある日ダフがスタジオに着てきたTシャツに「Libertad」と書いてあった。それからスラッシュが「Libertad」と刻印されたメキシコのコインを見つけてきた。そういうこともあってアルバム名を「リベルタド」、スペイン語の「自由」に決めた」。
ブレンダン・オブライエンのプロデュースによる『リベルタド』はVRの2作目となる。デビューアルバム『コントラバンド(Contraband)』は、2004年6月にリリースされ世界で3百万枚を売り上げた。ビルボード・アルバムチャートの1位に輝き、シングル「スリザー(Slither)」はグラミー賞を受賞している。
「オブライエンはバンドの可能性を引き出して音楽のレベルを高めてくれた。『リベルタド』は間違いなくロックしてるが、幅広いテクスチャも備えていて、メンバーそれぞれの演奏レベルも高くなってる。ファーストアルバムでは果たせなかった境地に達している」。
『コントラバンド』を発表したあと、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーは世界ツアーを行い、個人的な問題でも互いに助け合って戦友同士としての絆を深めた。「2年に渡るツアーを経験して結束を固めた結果が2枚目になった」。
アルバムの発売に先駆けてバンドは5月に北米各地でコンサートを行った。おもに小ぶりなセッティングで演奏し、『リベルタド』からの曲の一部が紹介された。ヴェルヴェット・リヴォルヴァーは現在ヨーロッパをツアー中、フェスティバル出演が中心となっている。そのあとカナダ・ツアー、夏の終わりには全米大ツアーを敢行する。



